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第10回
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ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析 |
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前回のコラムではいろいろな金融商品をあげて、個人の結論としては外国為替証拠金取引(FX)がいま最も旨みがある、ということでした。
ただ、為替や株式というのは日々刻々と値が変動するものですし、何の分析もせずにとにかく買ってみる、という訳にもなかなかいかないのが現実だと思います。そこで、必ず通る事になるのが相場の分析手法です。
為替や株式といったマーケットの分析手法には大きく分けて、ファンダメンタル分析・テクニカル分析のふたつがあります。
・ファンダメンタル分析
国の経済状態がどうなっているのか、例えば、景気は拡大しているのかそれとも後退しているのか、それによって金利は上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのか、などを分析します。企業であれば、その業績を分析し本来の企業価値を測ったりします。そして、現在の株価が本来の価値と比較して割安と判断されたのであれば、その価値に近づくまでの上昇を期待することになります。
・テクニカル分析
過去の価格の推移から将来の価格を予想します。なぜ価格という情報のみを使って分析するのかというと、「テクニカル分析にはあらゆる情報が織り込まれている」という考え方に立脚しているためです。例えば、一国の経済情勢、政治はもちろんのこと、企業のファンダメンタル情報、ひいては投資家の欲望をも価格は内包しているということです。
ここまで説明するとたいてい次のような質問を受けることになります。「ファンダメンタル分析とテクニカル分析とではどちらがいいのでしょうか?」・・・ズバリ、どちらも大事です。どちらか片方だけでいいというものではなく、相互に補完し合いながら分析していく、それが基本姿勢です。
ファンダメンタル分析とテクニカル分析の割合については、自分自身の運用スタイルの中で決めていくことになります。例えばテクニカル分析に重きを置いて比較的短期間で勝負をする場合には、ファンダメンタル分析3割テクニカル分析7割、逆にファンダメンタル分析に重きを置いて比較的長期間で勝負をする場合には、ファンダメンタル分析6割テクニカル分析4割などといった具合です。
どちらか一方だけで勝負というのは感心しません。「テクニカル分析など信じるな」とか「ファンダメンタル分析は役に立たない(不安だメンタル と揶揄する人もいます)」などと豪語する人たちが評論家を含め存在しますが、そういう人は運用経験のない人、ないしは運用を知らない人と言っても過言ではないと思います。
相場を動かすのはマーケット参加者すべてのセンチメンタル(情動)です。近代経済学の祖であるアダム・スミスはその著作、国富論の中でそれを「見えざる神の手」と表現しています。人々の情動を動かすのはファンダメンタル・テクニカル双方を含めた全ての情報です。ファンダメンタル・テクニカルという二つの知識をフル動員し、分析していかなくてはとても太刀打ちなどできるわけがないのです。
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2007/12/28
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・インフォシークマネーコラム2本掲載
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2007/11/29
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2007/10/16
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