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第4回

リスク=危険?

前回預貯金だけでは資産運用にならない、ということでした。良いリターンを得たいのなら、リスクは覚悟の上で取りに行く必要もある、ということです。

今回はその「リスク」についてお話致します。

「リスク」という語を直訳すると「危険」ということになると思います。しかし、資産運用の世界(というかこの世の全てのこと?)ではちょっと違っていて、「上ぶれ・下ぶれする可能性」とでも理解をしておいて下さい。儲けられる可能性もあるけれど、損をしてしまう可能性も同じようにあると言う意味です。

括弧書きの文中に「この世のすべてのこと」とあえて書いたのには意味があります。真意は、「この世に絶対などあり得ない」ということです。

絶対などありえないということは、元本保証を謳っている預貯金でさえ、極端な話をすれば戻ってこないことさえあり得るということです。極端な例ですので、まずあり得ないとは思いますが、それでも国家財政が破綻して、銀行預金が封鎖されるような事態にでもなってしまえばこれは現実となり得る話です。(国家財政破綻などと言うとトンデモ系の話かと思われるかもしれませんが、借金だらけの日本では、かなり現実味ある話だと思いますよ・・・。)

つまり確率の違いこそあれ、そのリスクが現実となる可能性が高いか低いかの違いだけであって、どのようなものにもリスクというものは存在します。預貯金が戻らない可能性はきわめて、非常に、ほとんどあり得ませんが、ある企業の株を買って買値より下げて損をしてしまうということはよく起こりえることです。

預貯金の話を例に出したのでついでにお話しておきますが、あなたが銀行に預けた預貯金は、結局のところ預けた先の銀行によって株や債券や為替などのリスク性商品のマーケットで運用されています。生命保険もまったく同じ構図ですね。これを直接金融と言いますが、対して預貯金をすることを間接金融と言います。間接金融によって集められた資金を直接金融の市場でハイリスク・ハイリターンの運用をし、その利益のうちのごく小額を間接金融の預貯金者にわずかな利子という形で還元するという構図なんです。

いわばリスクを間接的に取るか、直接的に取るかという違いだけであって、この世は何事もリスクだらけです。絶対などあり得ないのです。

これからの時代は、変化に対応せずに「何もしない」ことの方がむしろリスクだと考えるべきなのではないでしょうか?

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