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資産運用のパフォーマンスを上げるためにはある程度のリスクを取る必要があるというのはわかった。でもどれぐらいの資金をリスク性の商品に割り当てれば良いのか?今まで預貯金したことしかない方には見当もつかない事と思います。

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アセットコンシェルジュ 資産運用コラム

第6回

投資は十分な準備をしなければ始められない?

前回のコラムでは「失っても構わない」資金でまずリスク性商品を買ってみては?と物議をかもしそうな提案をさせて頂きました。

この発言はファイナンシャルプランナーとしてはある意味ものすごい爆弾発言とも言えます。しかし人間なんてものはいくら能書きを聞いたところで、実際に自分自身がその場に置かれなければ真剣にそのことに向かい合おうとはしないものです。まずは授業料と割り切って魑魅魍魎の徘徊するマーケットに自らの身を晒してみる。そこで実際に味わった高揚感や恐怖感は何者にも変えがたい投資スキルアップへのインセンティブとなるはずです。

少額で始めて、少しずつ経験を積み勉強していく中で、その金額を徐々に上げていく。その過程が一番大事なんですよ。その中で、必要に駆られて知識や経験が自ずとついてくるはずです。その経験を手に入れるには「お金が貯まったら、知識を身につけてから始めよう」ではなく、少額から今すぐにでも始めてみることです。

かと言って、いくら「失っても構わない」資金とは言え、何の知識も無い段階で、どのような商品にでも手を出して構わないということにはならないでしょう。「失っても構わない」資金も大切な虎の子の一部であることに変わりはありませんからね。

このような場合、ファイナンシャルプランニングの一般的な模範解答では「資産配分(アセットアロケーション)をそれぞれ値動きの異なる日本株式・日本債券・外国株式・外国債券の四資産に分けることから始めましょう」そして「各資産は金融商品運用のプロに任せましょう(=投資信託を買いましょう)」ということになってくると思います。

確かに間違いではありません。素晴らしい模範解答です。たとえば日本株式の場合、TOPIX(東証株価指数)や日経平均に連動するインデックスファンドであれば1万円程度から購入できますし、利回りで見ても預貯金よりはマシでしょう。日本債券であればMMFや個人向け国債、外国株式にもインデックスファンドやETF(株価指数連動型上場投信)、外国債券であれば外貨MMFや外国債などがあり、いずれもトータルの利回りは預貯金よりはマシで、かつ資産配分によるリスクの分散効果も期待することが可能です。

しかし、個人的な意見としては・・・これは次回以降のコラムに致しましょう。


少々ネガティブな文脈になってしまったので、最後に投資を始めるメリットについて記しておきましょう。投資を始めた方の多くが実際に仰られていることなのですが、投資を始めると、日本経済の動きや世界の出来事など、世の中で起こっていることに興味をより持つようになってくるとの事です。新聞の読み方やニュースの見方も投資をしていなかった頃と比べて変わって来ているのを多くの方が実感されているようですよ。

まずは、小額で堅実な範囲内でとにかく投資を始めてみる。この姿勢が大切です。ただし、小額かつ堅実と言ってもリスクがあることに変わりはありませんので、あくまでも「ビタ一文損などしたくない!」と仰る方は、預貯金のみということになりますが・・・。その方は72の法則を思い出してみて下さいね。

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